第4回 コンビニで働く年配の店員さん
家の近くにコンビニがあります。パンを買ったりジュースを飲んだり、晩ごはんを食べ損ねたときは弁当を買ってまにあわせます。毎日のように訪れるお店ですが、あるとき店員さんが私ぐらいの年配の方でした。お店の制服も似合っておられて元気に働いている姿を見て、自分も頑張らねばと思っていました。しかししばらくして姿を見ることはなくなりました。どうしたのかなと考えて、確かにコンビニのしごとは大変そうです。レジで値段を打つのは商品をピッとすればいいのでしょうが、公金支払いや宅配便の預かり、お客さんのいないときは商品の補充でずっと作業です。私もコンビニのしごとを始めたら1週間もつでしょうか。その方は他に事情があって辞められたかもしれませんが、本当にきついしごとだと思います。そう、ある程度の歳をとると、できるしごとの幅は狭くなるのです。定年を過ぎてまだ少し何かしようと思っても、限られた職種、限られた時間でしかできません。多くのサラリーマンの人は定年を迎え、同じ経験を味わいます。家事に没頭しようか、趣味を始めようかと考えるのですが、結局は正解が見つからずに毎日が過ぎていきます。まだまだこれから10年20年、何もしない時間があるのはもったいないのです。


